戦略講義10
depending on…

入試問題研究

次の英文を訳せ。

The man or woman in the street, if questioned, might describe the United States as an English-speaking nation or a multilingual one, depending on where, when, and how the question is asked.

【早稲田大】

語句
describe A as B AをBとみなす
multilingual 多言語の

戦略講義

★文末のdepending on…は分詞構文ですが、意味上の主語は何でしょう?
通常「分詞構文の意味上の主語は主節の主語」になるはずですが、本問はそのパターンではありません。
「The man and woman がdepending on…する」と仮に訳してみても意味が成立しないからです。

★実は、depending on…の意味上の主語は、主節の主語ではなく、主節全体なのです。つまり「道行く人が、質問をされて、アメリカを英語国であると答えるか多言語国家であると答えるか、ということ」がdepending onの意味上の主語になります。

SV~, depending on…は「SV~するが、それは…次第だ」「SV~するが、それは…によって異なる」と訳します

★類例で、SV~, allowing A to do…「SV~するが、それによってAは…する」も頻出です。
allowingの意味上の主語は、先ほどと同じように、SV~という主節全体なのです。
今回の問題は早稲田大学教育学部出題ですが、難関国立大の下線部和訳で狙われる重要ポイントでもありますのでしっかり注意しておきましょう。

道行く人は、質問されれば、アメリカを英語国家、または多言語国家であると答えるだろうが、それは、その質問がどこで、いつ、どのようになされたかによって異なってくるのだ。

戦略公式

depending onの意味上の主語に注意せよ!

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