戦略講義5
complicated

入試問題研究

次の英文を訳せ。

The practice turned out to be more complicated than the theory.

【早稲田大】

戦略講義

★「複雑系」という考え方があります。従来のような原因と結果を一直線に結びつけるような、要素還元的な単純な考え方(model)では、複数の要素が複雑に絡み合あい、相互に影響しあう、リアルな現実を生き生きと捉え、理解することはできない、といったものです。「複雑系」は入試英語の根底に流れる頻出テーマです。

★本文で使われているpracticeは「練習」ではなく「実際・現実」といったような意味です。A …more complicated than B というとき、AとBは対比関係になります。「比較級を見たら、対比を予測せよ、」というテクニックが重要です。
本文では「現実」と「理論」の対比になっているわけですね。
「現実は複雑で従来の理論などでは、簡単に捉えきれない」という内容になっているわけです。

★complicatedは語尾にedがついていますが、本文では動詞ではなく、過去分詞が形容詞化したものです。
こういった過去分詞が形容詞化したものは長文の空所補充でよく出題されます。
特に今回のcomplicatedは、早稲田大学の別の年度にも出題され、complicatedをそのままズバリ空所に入れ、解答とする問題もありました。
他大学でも、この「複雑系」は狙われるテーマであり、理系(生物学)でも文系(経済学)でも出題される可能性があります、そういう長文中にcomplicatedというワードは必ずと言ってよいほど登場しますから、しっかり注目して下さい。

実際やってみると、理論より複雑な状況になることがわかった。
(現実は理論よりももっと複雑であることが判明した。)

戦略公式

complicatedと比較による対比に注目せよ!

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登木健司の戦略思考 英文読解講義

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