戦略講義4
in that と語順移動

入試問題研究

次の英文を訳せ。

There are two obvious modes of pleasure. One we may call intended in that the event is planned. The second is fortuitous, in that it comes unexpectedly.

【早稲田 文】

戦略講義

★in that「~ということにおいて、~という点で」は従属接続詞thatのまえに前置詞inがついた構造になっています。重要なポイントは次の2点です。

in thatの意味上のポイント(裏の意味)
in thatは対比の文脈で用いられることが多いのです。対比関係にある何か2つのものの間の差や違いを説明する際に、in thatが用いられることが多いのです。
今回も「楽しみについての2つの方法」について述べ、この2つが対比的な内容になっていること(計画的↔偶発的)に注目してください。

in thatの文法上のポイント
文法の正誤問題を解くうえで大切なポイントなのですが、従属接続詞thatのまえに前置詞をつけることは通常認められません。
しかし、例外的にthatのまえに前置詞がつくパターンが3つだけ特別に許されています。

それは、今回取り上げたin thatとexcept that, but that「~という点を除いて」(exceptとbutは共に「除いて」の意味の前置詞。特にbutに注意!)です。

第2文の語順移動
S call O C 「SはOをCと呼ぶ(=認識する・思う)」という文型が語順移動しています。
旧情報は前文に引っ張られて前方移動することがあります。
また、今回は第2文と第2文のoneとtwoを共に文頭に配置することで、視覚的に鮮やかに、対比をアピールするために語順移動した、という考え方も成り立ちます。
語順移動がなぜ起こるのか?
その根本のメカニズムについては拙著「英文読解が戦略的にできる本」(KADOKAWA/中経出版)でも詳しく述べていますので参考にして下さい。

楽しみには2つの明らかな方法がある。1つ目を、出来事が計画されているという点において、我々は「計画的」とよぶかもしれない。
(それに対して)1つ目は、思いがけなくやってくるという点において、「偶発的なもの」なのだ。

戦略公式

in thatの裏の意味と文法上のポイントを意識せよ!

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